カーリースの仕組みとは?メリット・デメリットと車のローンとの違いを解説
更新日:2025.04.29
月々定額で手軽に車を持てると話題のカーリース。購入するときのようなまとまった出費がない半面、「カーリースはデメリットだらけ」という声もあり、利用をためらう方も少なくないでしょう。
そこで、カーリースの仕組みをわかりやすく紐解き、カーローン購入との違いやメリット・デメリットなどを詳しく解説します。
【この記事のポイント】
✔カーリースとは、自分で選んだ車に一定期間、月々の定額料金を支払って乗れるサービス
✔カーリースの料金は車両本体価格から残価を差し引く仕組みだからお得
✔カーリースの仕組みは、家計を安定させたい方や手間なく車に乗りたい方に最適
- カーリースとは
- カーリースの仕組みとは?わかりやすくカーローンと比較
- カーリースの仕組みからわかる6つのメリット
- カーリースの仕組みによる3つのデメリット
- カーリースの種類別の特徴
- カーリースに向いている方、向いていない方とは?
- カーリースってどう?利用者の声
- 30万人以上に選ばれた業界最安水準のカーリースとは
- カーリースの仕組みは合理的!用途に合わせて利用しよう
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カーリースとは
カーリースとは、契約者が月々の定額料金を支払うことで、自身が選んだ車に一定期間乗れるサービスです。リース会社は契約者に代わって車を購入し、設定残価を車両本体価格から差し引き、各種税金や保険料といった維持費と合わせた総額を契約月数で割った定額料金で貸し出します。
定額制で利用できる仕組みによって、カーリースは「車のサブスク」と呼ばれることもあります。
初期費用0円で維持費のほとんどを定額にできるカーリースも多く、まとまった出費を避けられるのが最大の魅力。また、同じく車を借りるサービスであるレンタカーやカーシェアリングとは異なり、「わ」や「れ」ナンバーにならず、マイカーのように好きなときに車を使えるのも特徴です。
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カーリースの仕組みとは?わかりやすくカーローンと比較
お金を借りるカーローンに対して、車を借りるカーリースは、あらかじめ設定した残価を車両本体価格から差し引いて月額料金を算出する仕組みに大きな特徴があります。残価とは、契約満了時の車に残っている価値のことで、想定下取り価格を意味します。
カーリースは残価を差し引く分、車両本体価格の支払い分をカーローンよりも抑えやすい点が魅力です。また、カーローンは税金やメンテナンス費用といった維持費を都度準備して支払う必要がありますが、カーリースはそれらを含めて定額で利用可能。そのため、家計の見通しが立てやすい仕組みといえます。
一方で、カーリースは返却を前提としたサービスなので、走行距離や車のカスタマイズに制限があります。ただし、契約満了時に車をもらえるプランのあるカーリースなら、カーローンと同様に制約なく利用できます。

カーリースの仕組みからわかる6つのメリット
カーリースにはマイカー購入とは違ったメリットが豊富にありますが、メリットが生まれる仕組みを十分に理解していないと何か裏があるのではと不安になってしまうものです。カーリースの魅力を十分に活かし安心して車に乗るために、きちんと仕組みに基づいてメリットを確認しておきましょう。
1. 残価設定により手頃な料金で利用できる
カーリースの最も大きな特徴は、残価による安い料金設定です。例えば、車両本体価格150万円の車を購入する場合、支払う金額は150万円です。しかし残価を設定して利用するカーリースでは、契約満了時の下取り価格を差し引いた金額で契約を交わします。
上の図のように、車両本体価格150万円、残価が60万円の場合、60万円を差し引いた90万円分の車両本体価格を契約月数で分割して支払うことになります。
そのため、まったく同じ新車を利用していても、カーリースで支払う車両本体価格は購入した場合よりも安くなるという仕組みなのです。
2. 頭金や登録諸費用が不要
カーリースの多くは頭金や登録諸費用がかかりません。車を購入する場合、現金一括払いはもちろん、ローンでも登録諸費用などでまとまったお金の用意が必要です。
しかし、カーリースではそれらの費用を含めた総額を契約月数で割った月額料金を支払って利用する仕組みとなっているので、頭金をはじめとする初期費用を準備しなくても契約できるという大きなメリットがあります。
3. 維持費も月額料金にコミコミ!
多くのカーリースでは、月額料金に初期費用だけでなく、車を維持していく上で必要な自動車税(種別割)や自賠責保険料、車検時の法定費用までもが含まれています。さらに、車検やメンテナンスにかかる費用を定額化できるカーリースもあります。
維持費の大半を定額化できれば、税金や車検といったまとまった出費のために貯金をしておく必要もなく、不定期なメンテナンス費のやりくりに慌てることもありません。家計管理が楽になるので、車を持つことによるお金や時間の負担を軽減できます。
つい後回しにしてしまうオイル交換のような定期メンテナンスも、定額なら家計を気にせず必要なタイミングで行えるので、車を良好な状態に保つことができ、安心にもつながります。
4. 好きな車・グレードを選べる
カーリースは、レンタカーやカーシェアのように会社側が車を用意するのではなく、契約者の希望に沿ってその都度新車を調達する仕組みです。そのため、新車購入と同様に好きな車種やグレード、オプションなどを選ぶことができます。しかも、月額料金のみの定額制なので、購入では手の届かないワンランク上の車に乗れる可能性も。
リース会社によっては国産全車種・全グレードなど幅広い車種を取り扱っており、限定モデルや特別仕様車まで手配してくれる場合もあります。
5. 手続きがラクラク
カーリースでは、マイカー購入のように何度も店舗に足を運んだり、打ち合わせをしたりする必要はありません。契約手続きをネットや郵送で行えたり、自宅に納車してくれたりするリース会社も多いので、購入するよりも楽に車に乗り始められます。
リース満了時の手続きも同様に自宅で簡単に済ませられ、車の売買という厄介事がないのも魅力です。
さらに、カーリースの車はリース会社の所有なので、リース期間中の車の税金や自賠責保険料の支払手続きはリース会社が行います。そのため、車の維持管理にも手間がかからず、気軽にカーライフを楽しめます。
6. リース料金は基本的に経費として計上できる
法人や個人事業主にとって大きなメリットとなるのが、カーリースの月額料金はそのまま全額経費として計上できることが多いという点です。一般的に、事業用に購入した車は減価償却の対象となるため経費処理に手間がかかりますが、カーリースの仕組みを活用できればこのような面倒な処理は必要ありません。
その上、リース料金に各種税金やメンテナンス費用も含めて車に関する費用を一本化できるので、経理の手間をさらに減らせ、節税効果も期待できます。
カーリースの仕組みによる3つのデメリット
多くのメリットを享受できるカーリースですが、車の乗り方によってはメリットを十分に活かせず不都合を感じてしまうこともあります。ただし、カーリースの仕組みを正しく理解して対策を講じれば、デメリットになりうる部分を回避することも可能です。
ここでカーリースのデメリットとその対策をチェックしていきましょう。
1. 原則、中途解約ができない
カーリースは原則、中途解約が認められていません。10年契約で利用を開始し、3年で解約するなどといった利用は基本的にできないため、必要に合わせた契約期間を選ぶことが大切です。契約期間を1年単位で設定できるなど柔軟な契約ができるリース会社を利用しましょう。
なお、事故で廃車になるなどやむをえない理由で解約に至ったとしても、違約金や残金の一括払いなどまとまった支払いを求められるケースがほとんどです。購入した場合と同様に、自動車保険(任意保険)に加入するなど支払いをカバーできる対策を行いましょう。
2. 使い方に制約がある
カーリースは車の返却を前提としており、契約時に設定した車の残価を担保するために、契約期間中の走行距離に上限がある、元に戻せないようなカスタマイズは禁止など、車の使い方に制約があります。
走行距離制限はカーリースのプランによって異なるため、決められた範囲内で利用できるか自身の走行距離を見積もっておきましょう。なお、走行距離の上限を超えた場合、1kmあたり3~10円の超過料金を請求されるのが一般的です。
このほか、返却時の車に大きな損傷や汚れがある場合は原状回復費用を求められることもあります。ただし、最後に車をもらえるカーリースなら返却の必要がないので、これらの制約を気にせずマイカー同様に車を利用できます。
3. 契約方式により残価精算がある
カーリースには2つの契約方式があります。
「オープンエンド方式」と呼ばれる契約方式のカーリースでは、返却時に市場価格を基に車を査定し、契約時の設定残価との差額を精算する「残価精算」を行います。月額料金を抑えやすい一方、最後に高額な支払いを求められるケースもあるので注意が必要です。
その点、残価精算不要の「クローズドエンド方式」であればこのような高額請求のリスクがなく、最後まで安心して利用できます。
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カーリースのデメリットが気になるなら、最後に車がもらえる仕組みの定額カルモくんがおすすめです。
定額カルモくんなら走行距離制限なし、カスタマイズ制限なし、残価精算のリスクもなしで、マイカー購入とカーリースの両方のメリットを味わえます。
まずは、お試し審査で今の自分に最適な車やプランをチェックしてみましょう。
カーリースの種類別の特徴
前項で確認したデメリットはすべてのカーリースに当てはまるわけではなく、サービス内容はリース会社によってさまざまです。リース会社は、自動車メーカーが提供するか否か、法人向けか個人向けかなどおおまかに分類することができます。中でも、仕組みに大きな違いがあるのは以下の分類です。
・新車リースと中古車リース
・短期リースと長期リース
それぞれどのような特徴があるのか、以下で詳しくご紹介します。
新車リースと中古車リース
新車リースでは、ディーラーで新車を購入する場合と同じように好きな車を選べます。契約者の希望に合わせて車を発注する仕組みなので、契約者は車種だけでなくグレード、ボディカラー、オプションなども自由に選択できます。その分、納車まで数ヵ月を要することがほとんどです。
一方、中古車リースは在庫の中から車を選ぶ仕組みのため納車が早いのが特徴です。また、旧式の限定的なモデルやカスタマイズの車や、新車同然の展示車・試乗車などに安く乗れる可能性も。ただし、選択肢は在庫に限られるので、タイミングやリース会社によっては欲しい車が見つからないこともあるでしょう。
短期リースと長期リース
短期リースは、車が必要な期間が明確に決まっているときに便利です。ただし、多くの場合車の選択肢が中古車となり、特に1ヵ月や2ヵ月といった単位で利用できる1年未満の短期リースでは、新車の利用は難しいといえます。
車を最後に返却するのが一般的な短期リースに対し、7年以上といった長期リースでは契約満了時にそのまま車をもらえるプランも。また、新車も中古車も選択可能です。契約月数が多い分、月額料金を抑えやすいのが魅力ですが、中途解約とならないよう契約期間は慎重に設定する必要があります。
カーリースに向いている方、向いていない方とは?
カーリースの月額制という仕組みやここまで見てきたメリット・デメリットをまとめると、カーリースはお金をかけずに新車に乗りたい方、家計管理を楽にしたい方、車の維持管理の手間を省きたい方などに向いているといえます。車を多く走らせる方やカスタマイズを楽しみたい方には、一般的なカーリースは適さないものの、最後に車がもらえるカーリースであれば快適に利用できるでしょう。
一方で、新車購入の大きな出費が苦にならない方、生活環境の変化が不意に起こりやすい方には、中途解約不可のリスクを背負うカーリースはあまり向いていないといえます。
マイカー感覚で車に乗りたいけれど、毎月の支払いは気になるもの。それならまずは定額カルモくんの「お試し審査」で無理なく乗れる車種を確かめてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、今の自分にぴったりの車種やプランを提案してもらえます。
お試し審査をしても契約にはならないので、気軽に試してみましょう。
カーリースってどう?利用者の声
カーリースを実際に利用している方はどのように感じているのでしょうか。体験談をご紹介しましょう。
Mさん(ダイハツ「ミライース」11年契約)

Mさん(ダイハツ「ムーヴキャンバス」10年契約)
車というものにあまり詳しくなく、車にかかる費用やメンテナンスなどわからなかったんです。でも、カーリースは料金がわかりやすくて、担当の方が丁寧に説明してくださったおかげで仕組みも理解でき安心感がありました。子供の学費がかさむ中、ボーナス払いなしで維持費も含めて定額制なのは家計に優しくうれしいです。

Yさん(スズキ「ジムニーシエラ」11年契約)
以前乗っていた中古車は自分で部品交換をしていたんです。そういったメンテナンスの費用も定額にできるなら管理が楽だと思い、カーリースに決めました。車を自分好みにカスタマイズしたいというのが第一条件で、最後に車をもらえるカーリースを選択。これまでメンテナンスにかけていた時間も費用も愛車のアレンジに使えるようになって満足しています。
このように、定額制で維持費の管理が楽、サポートがあって安心といったメリットを感じる方が多いようです。また、車の使い方に制約がある点を懸念する方も、最後に車を自分のものにできるプランを選ぶことでカーライフを満喫されています。
ご紹介した3名の方が利用しているカーリースのサービス内容について、次項で詳しく見ていきましょう。
30万人以上に選ばれた業界最安水準のカーリースとは
定額で車に乗れる気軽さとマイカーのような自由度、どちらもあきらめたくないという方におすすめのカーリースが「おトクにマイカー 定額カルモくん」です。
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月々13,810円から&最後に車をもらえる!コスパの良い仕組みで高評
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希望が叶うか試しにチェック!
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カーリースの仕組みは合理的!用途に合わせて利用しよう
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※この記事は2025年4月1日時点の情報で制作しています
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複数社の見積もりを取り、親身にサポートしてくれるカーリースを選びました。事情があって車検までにどうしても車が欲しかったのですが、レスポンスが早くスムーズに進み、最終的に1ヵ月かからず納車してもらえてありがたかったです。最後に車をそのままもらえる仕組みがあって、実質自分の車という感覚なのでメリットが大きいと感じています。